おひとり様の終活|遺言書と任意後見制度で“もしも”に備える方法

相続

更新日:2025年8月10日

近年、結婚や出産をせずに一生を過ごす「おひとり様」が増えています。配偶者や子どもがいない場合、自分の財産や生活の終わり方を誰に託すかは、元気なうちから考えておく必要があります。遺言書任意後見制度を活用することで、自分の意思を確実に反映し、安心して老後を過ごすことができます。

おひとり様の終活で考えておきたいこと

  • 財産の管理・承継先(相続人がいない場合は国庫に帰属)
  • 医療や介護の希望を誰に伝えるか
  • 葬儀やお墓の手配
  • ペットの世話や家財の整理

身寄りが少ない場合、これらは事前に契約や書面で決めておかないと希望通りに進まない可能性があります。

遺言書でできること

遺言書は、自分が亡くなった後の財産の分け方や希望を法的に有効な形で残す唯一の方法です。

遺言書で指定できる例

  • 財産を特定の友人や団体に遺す
  • 遺言執行者を指定して手続きを任せる
  • 葬儀の方法や祭祀承継者の指定

おひとり様の場合、遺言書がなければ望まない相続が発生する可能性があります。

任意後見制度で生前の安心を確保

任意後見制度とは、将来判断能力が低下したときに備え、あらかじめ信頼できる人に財産管理や生活支援を任せる制度です。

活用例

  • 施設入居の契約や費用支払い
  • 医療・介護の手続き
  • 公共料金や税金の支払い

遺言書と任意後見を組み合わせるメリット

任意後見制度は生前、遺言書は死後のサポートを確実にします。セットで備えることで「生前も死後も安心」な終活が可能です。

まずは専門家に相談を

私たち七人の士では、おひとり様の終活をトータルサポートします。海泉寺での無料相談会も開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

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